白神山地の秘境・暗門の滝へ 3/3
前回は第三の滝までを記載しました。今回は第三の滝から第二・第一の滝へと向います。
第三の滝から第二の滝へ
第三の滝の横の階段を登って、第三の滝の上に出ます。
ここはしっかりとした階段と落下防止のネットが作られていました。
第二の滝・第一の滝という案内プレートが木に付けられています。
滝の横を登っていきます。
滝の横を登っていると、虹が見えました。
午前11時頃に登る時は滝の真横から虹が見えるかもしれません。
滝の上流はさらに険しい渓流になっています。
渓流沿いの道を進んでいきます。
細いコンクリート製の橋があります。
落下しないように注意して渡りましょう。
訪問時は水量が少なかったので落ちても大丈夫そうでしたが、水量の多いときは危ないかもしれません。
奥暗門神社入口の階段です。
この上に小さな神社があります。
赤い小さな建物と鳥居がありました。
日本の国旗が掲げられています。
第二の滝
第二の滝に到着です。
ここは滝壺の前が広くなっていて、休憩するのに適しています。
三脚を使っての撮影も楽でした。
第二の滝の横は長い階段になっています。
すれ違いができないので、登り・下り交互に譲り合いながら進みましょう。
第二の滝は横から見ると、下から見るのとではだいぶ印象が違います。
横から撮影しても美しい滝でした。
道が狭く、人が多く通るので、ゆっくりと撮影はできませんでした。
清涼感溢れる第二の滝です。
緑と岩の中をスッと落ちていくような滝です。
第二の滝から第一の滝へ
第二の滝の横を登り終えると、いよいよ最後の滝、第一の滝へと向います。
岩をくり貫いたトンネルが出てきました。
頭上に注意しましょう。
第二の滝の上は、さらに渓谷が険しくなります。
岩の色も変化してきました。
川には小さな滝が幾つか見えます。
足場だらけです。
川からの高さがあるので、落ちると危険です。
すれ違うときなど、特に注意しましょう。
岩の感じが美しい場所です。
まさにV字渓谷。
第一の滝
最後の滝である第一の滝が現れました。
正面の岩の上から豪快に水が流れ落ちてきます。
この写真を撮影した辺りだと飛沫が飛んできませんが、滝壺付近の人がいる場所だと水を被っているような勢いで飛沫が来ます。
滝の前に行く人も1・2枚写真を撮っては後ろに逃げてくる感じでした。
滝壺付近で本格的に写真を撮る場合はレインウェアとカメラ用のレインカバーが必要でしょう。
写真を撮りながらでしたので1時間半以上はかかりましたが、とても満足度の高いトレッキングでした。
第一の滝でゆっくりしたいのですが、飛沫が凄いのとゆっくりできる場所が無いので、第二の滝まで戻り、第二の滝の滝壺で休憩しました。
こちらは広い場所になっているので、のんびりできます。
世界遺産の中のトレッキングコースで楽しい撮影になりました。
白神山地方面に旅をするときには、是非「暗門の滝」に行ってみてください。
※2016年から暗門の滝散策道は、整備・管理を一切行わない方針になったそうです。散策道は閉鎖されたわけではないですが、途中、川を泳いだり、岩場を登ったりと、難易度の高い上級者向けになり、ガイドを付けての散策をが推奨されています。